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England v. U.S.A.ほか

元All Blacks、Zinzan Brooke。
新日鐵時代、釜石に来ることで一時話が進んだのだが、NZ協会の反対でおじゃんになった経緯がある。当時世界最高のNo.8だった。釜石に来ていたらどうなっていただろうか。

そのZinzan Brookeのコメンとトして、Englandは南アどころかサモアにも負けるかも知れないと、土曜の新聞に。

結果、Englandの緒戦、何とアメリカ相手に28-10である。さすがにアメリカが勝てそうな気配はなかったが、アメリカ相手にこのスコアとは。Brookeのコメントどおりになるかも知れない。

さて、アメリカはラグビーでは存在感の薄い国であるが、私はどうも気になる。
ひとつは、若いときアメリカのクラブでプレイしていたこと、2つ目の理由は、その潜在力である。アメリカのプロスポーツのアスリートがラグビーをすれば、アメリカは間違いなく世界一になるであろう。

ただそうならないところに、その国の事情というものがある。ラグビーで食っていける国ではないので、殆どのプレイヤーはフルタイムの仕事の傍らラグビーをプレイしているわけである。スポンサーも限られたものだし、TVの放映権利料なんてのも殆どあるまい。そういう事情が一国のラグビー力を左右していくわけだ。

それでもEnglandのPremierでレギュラーを張る選手もいるわけで、プレイヤーの素材的には日本を上回るといってよい。

日本は予想どおり豪州に大敗であった。みなよくタックルに行っていたと思うが、プレイヤー個々の力の差はなんともしがたい。ラグビーはチームスポーツではあるのだが、根底にあるのは個々の力である。一人ひとりがトイメンを上回っていれば、まぁ勝つのである。
日本の選手でS14のレギュラーでプレイできる者は一人もいまい。しかるが故に日本の国内シーンでは外国人プレイヤーが目立つのである。

NZは、第1回WRCで優勝したときと同様にイタリアと緒戦。イタリアは87年より相当強くなっているのだが、まあものの見事に粉砕である。3つ前の記事で新聞の見出しには、All Blacks' biggest foes : Themselves、(最大の敵は己)とある。然りであろう。
by skipoyaji2 | 2007-09-09 12:12 | Comments(0)


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